スープカレー明治時代に日本に伝わったカレーは、瞬く間に国民食として全国に普及しました。「少年よ、大志を抱け」の言葉を残したクラーク博士は、北海道におけるカレーの普及に大きな影響を与えたとも言われています。そんなクラーク博士のお膝元である北海道から、新しいカレーが全国へと発進されています。それがスープカレーなのです。 スープカレーの基礎知識スープカレーは、通常の小麦粉でとろみがつけられたカレーライスとは違い、サラサラとしたスープ状のカレーでご飯を食べるという新感覚のカレー料理です。基本的には、ご飯はスプーンでスープに潜らせてスープを吸わせながら食べるという形をとっています。具も通常のカレーではあまり使われないオクラやピーマンなどが入っているのも特徴と言えます。 スープカレーの歴史
スープカレーの原形は、東南アジアのカレーにあります。東南アジアで食べられている米は長粒種のインディカ米で、日本で食べられている短粒種のジャポニカ米ほど粘り気がないので、カレー自体がサラッとしているほうが合うのです。そして、このような東南アジアスタイルのカレーに「スープカレー」の名称がつけられたのは1990年代のことと言われています。そして1990年代後半ごろから、北海道を中心に創作料理としてのスープカレーが生み出され、人気に火がついたのです。 スープカレーの魅力
スープカレーは、一般的なカレーと違ってスープ自体の美味しさを楽しむことが出来るスープ料理です。カレー味はルーではなくスパイスのみでつけているのも特徴です。また、チキンレッグやシメジ・ピーマン・オクラといったカレーライスでは考えられないような具材を使っているのもスープカレーの魅力と言えます。これらの具材を素揚げして、普通のカレーライスでは味わえない食感を持たせることで、スープカレーの美味しさを支えているのです。 「本日のスープカレーのスープ」とは?
北海道以外の地域でのスープカレーの人気を支えているものの一つに「本日のスープカレーのスープ」があります。ジンギスカンのタレで有名な北海道のメーカーであるベル食品と、「水曜どうでしょう」で知られる北海道のスター・大泉洋氏のコラボレーションによって作られたスープカレー用のスープなのです。これがあれば家庭でも気軽にスープカレーが楽しめるというもので、インスタント食品におけるスープカレーブームを生み出した功労者でもあるのです。 スープカレーの美味しさを決めるのは
スープカレーはカレー料理の区分に入っていると同時に、スープ料理の区分にも入る料理です。なので、スープカレーの美味しさを決める要素は「ベーススープ」と「スパイス」の二つになってきます。ベーススープは、店によって鶏がら・豚骨・昆布だしとバラバラなのでそれこそ何でも良いのですが、しっかりと出汁を取ったスープを使うことを心がけておきたいものです。スパイスは、普通のカレーに使うものとまったく同じでいいのですが、強めにスパイスを利かせたほうが美味しいようです。スープカレーに使うスパイスは、クミン・コリアンダー・カルダモンやガラムマサラなどのカレーに向いたものを使います。 スープカレーのレシピそれでは、家庭で簡単にスープカレーを作るためのレシピを紹介していきます。 チキンスープカレーのレシピ
用意する材料(4人分)
チキンレッグ…4本、ニンジン…4本、ジャガイモ…4個、ナス…3本、ピーマン…3個、オクラ…4本、スープストック…3リットル、スパイス…適量、塩・コショウ…適量 チキンレッグは手に入らなければ手羽先や手羽元でも構いません。スープストックは、鶏がらスープが鶏との相性が良いですが豚骨スープや昆布だしなどでも構いません。 チキンスープカレーの作り方
和風シーフードスープカレーのレシピ
用意する材料(4人分)
イカ…4杯、ホタテ…4個、海老…4尾、ニンジン…4本、ジャガイモ…4個、ピーマン…3個、レンコン…1本、ナス…3本、和風だし…3リットル、スパイス…適量、醤油…少々、塩・コショウ…適量 和風だしには、昆布だし・鰹節だし・煮干だしを使います。 和風シーフードスープカレーのレシピ
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